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電子的な読書経験 - まだこの領域でさえ活路はある


Bezos: Kindle and iPad are separate devices
私の勝手なイメージなので、特に根拠があって言っているわけではないが、米国においてはかなりの速度で書籍の電子化が進んでいるのではないか、と思っている。


出張等で北米に行った人が言うには、機内でも都心のカフェでも、Amazon社のKindleや(出始めの)iPadで書籍を読んでいる人を多く見かける、という話だ。正確にはKindleは書籍を読んでいる可能性が高いが、iPadはそうでないかも知れない。

電子書籍リーダ機としてどちらの機器も、様々な研究や実験を通じて最良だとされたことだろう。だが、研究によるとまだまだ足りないらしい。



It turns out, according to the study, that the iPad was generally faster than the Kindle at reading speed -- about 6.2% slower than reading a normal book, compared to the Kindle's 10.7% slower than the printed word.

【意訳】
研究によると、Kindleが印刷本より読む速度が10.7%遅いという結果に比べて、iPadの方が普通の印刷本を読むより(読む)速さが約6.2%遅かった事が判明しました。

Reading a book is faster than reading an iBook

記事では要するに普通の本に比べてKindleもiPadも、読書スピードという点では遅くなる。つまり、どちらも紙の本に比べて読みにくいという点と、原因としてこうした機器で読書したり、機器操作に慣れていない事も要因として挙げている。

つまり、慣れればそれなりの速度で読めるようになる、という楽観的な話ではなく、実はまだ進化の途中なのではないか?と思うのも自然だろう。
そう、まだまだユーザビリティ・操作性・視認性‥などの様々な部分でやるべきことは沢山あるという事だ。これは何を意味しているのか?は自明の事だと思うが‥‥‥

機器の市場シェア、品揃え、伝説的なアップルのiPadマーケティング‥‥どれを取っても、電子書籍の市場にチャレンジしたくなる状況でないのは良く分かる。

ひょっとしたら上記研究も「慣れれば何の問題もない」などという結論を、数カ月~数年で出すかも知れない。

それでも、徹底的にeBookリーダと人間を研究し、読みやすさとは?紙との違いは本質的に何か?といった研究を重ねると、実は十分チャンスがあるのではないか?と思ったわけです。

私自身はiPadに興味はあるものの、本好きなのでKindleの日本市場展開を期待したいのです。それでもソニーや他の企業や、特にベンチャーによる活躍の機会は絶対あると思っています。







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