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CES2011のマーケティング新旧混在 - Marketing 2.0 と 3.0と



最近、Kindleアプリで電子書籍、特に英語版の原著を電車の中などで読んでいる。

これには、元々大した事がない英語力を少しでも向上させるという目的と、最新の情報や知見をなるべく早く知る、という2つの目的がある。

Kindleが日本語対応して取り寄せ可能にはなっているものの、そのうち日本で正式に売り出すのでは?と思って、Kindle本体は手に入れていない。

少々無謀かも知れないが、Philip Kotler氏の「Marketing 3.0: From Products to Customers to the Human Spirit」(以下、「Marketing 3.0」と略す)を1ヶ月程度かけ読んだ。

感想とかまとめとかは書いていないが、インターネット特にソーシャルメディアの発展により、マーケティングの状況は大きく変わった、という認識が前提である。

さて、そうした大きく変わった概念を何となく押さえて置きながら、徳力氏のCES2011のRevonoのレポートを見ると、その混在とコントラストが非常に面白い。


 ちなみに、そんなレノボのアプローチの象徴の一つかな、と思ったのがレノボは実はCESのメインエリアには全く出展せず、ホテルのレストランを貸し切ってそこで毎日のようにパーティーを開催していたこと。
 個人的にも感じたのが、CESのメイン展示場では、主役は当然製品自体の展示にあり、来場者が足を止めてくれるかどうかは製品や展示形式のインパクト次第ということ。
 それが、レノボのようなパーティー形式だと来場者はほかの来場者との会話を目的にきているため滞在時間も長くなります。当然、レノボの人と会話する機会があると会話もはずむし、長くなりやすいわけです。
<中略>
 おまけにパーティーの企画も、ある夜はマイクロソフトとタイアップで有名人の女性レーサーを呼んだり、別の夜はインテルとのタイアップでOK Goという有名なバンドを呼んだりと盛りだくさん。
<中略>
 もちろん、レストランの中ではレノボの製品の展示にも力を入れているのですが、それよりも参加者との会話や参加者同士の会話やネタづくりに力を入れているという意味では、全くツイッターとかFacebookを使っているわけではありませんが、これも一つの基本的なソーシャルなアプローチなんだろうな、と。
 そんなことをしみじみと感じてしまいました。
レノボのソーシャルメディアチームに学ぶ、企業の文化とソーシャルメディアとの相性の重要さ。

CES会場に来場する人は、ある意味でエンゲージリング出来ていない人がほとんど。展示内容などでも余程の事をしない限りは目立つ事はない。大抵の出展社は「そういうレベル」で終わっているのではないかなぁ。

それよりも、「これからソーシャルの時代を迎える時」には、お客を楽しませて、写真取らせて、笑わせて、企業自体に良いイメージを持たせる事がとても重要なのではないか、というPhilip Kotler氏の「Marketing 3.0」に書いてある大きなメッセージを感じました。

しかし、単純に「Marketing 3.0」の「手法」として捉えては、恐らくは寒い結果だったり、逆に炎上して終わったり、あまり良い結果にならないかも知れません。つまり、それが自然に出てくる企業文化とか姿勢になっていないと、看板だけ「Marketing 3.0」的な手法にしても、ロクな事がない気がします。

その企業文化とか姿勢やそうした変化って、実は一番伝えにくい/伝わりにくい内容です。だからこそ、「ナゼ?」と言わせる対話/会話をしないといけないわけです。(ブロガー相手ならなおさらですよね)

Renovoにおける、そうした企業姿勢には、なるほど‥と関心しました‥‥‥

ソーシャル的な姿勢になるためには、かなりの変革に対するパワーが必要でしょう。
 私の「なぜレノボではソーシャルメディアに力をいれるようになったのか?」という質問に対してローマンさんが強調していたのが、レノボはそもそも事業として新しいエリアに挑戦することが必要なフェーズにあり、当然新しいチャレンジをしなければ行けなくなっているという点。
<中略>
 さらにレノボにおいて幸運なのは、レノボという会社がグローバルカンパニーとしての道を歩むようになってからまだ日が浅いためそういう新しいチャレンジをしやすい環境がある点なんだとか。
 いわゆる歴史のある大企業にありがちな企業内の「常識」的なものや、硬直的な組織構造ができていないため、新しいチャレンジをしようとしても反対にあうことが少ないようです。
レノボのソーシャルメディアチームに学ぶ、企業の文化とソーシャルメディアとの相性の重要さ。

変革認識からその行動を2年近くかけて実践していき、様々な仮説とその成果検証を繰り返してきたであろう、その努力は、非常に学ぶべき点が多いと思いました。







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