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リアルタイムウェブ 「なう」の時代 - 現在のウェブの分かりやすいまとめ



Web2.0ブーム以降のウェブの状態や重要トレンドについて非常に分かりやすく説明している本です。

長くPolar Bear Blogを書いていて、ウェブなどのトレンドをずっと見てきた方のまとめたものなので、角の尖ったウェブ論を展開すると言うよりも、現在のトレンドとそれが起きた必然性について解説しているというものです。

この本を読んで思った事として、今後の重要トレンドを見る上で、Web2.0ブームによって何が起きたのか、何が出来るようになったのか。このあたりの押さえが非常に重要だと実感しました。

Web2.0の後継者

Web2.0ブームの立役者は数ありますが、ブログがその中心であった事は事実だと思います。今でもブログは利用者や記事数が拡大していて、ウェブの基盤である事も事実だと思います。

そのブログサービスに内在していた以下の3つの要員が、それぞれ大きなトレンドの中心軸となります。

さらに、タイムスパンとして、Twitterの登場で「リアルタイム化」が加速され、情報の瞬間償却が起こり始めます。

  • クラウドコンピューティング
  • モバイル(スマートフォン)
  • ソーシャル(ソーシャルグラフ)

それぞれが単独の軸であるわけではないのですが、今後を読み解く上での重要さはこの3要素が複雑にDNAに入り込んだサービスとなるでしょう。

そうした3要素が及ぼす影響の1つとして、それまでの隆盛が没落に向かう事さえあります。その1つが次の例でしょう‥‥‥


韓国で一番人気の検索ポータルサイトはNAVERで、検索では8割近いシェアを持っている。(韓国Metrixの調査、以下同)その次にDAUM、 NATEが続き、Googleはいまだに1%前後シェアしかない。ところが、スマートフォンから利用する検索の場合は、NAVERのシェアが5割程度に落ち込み、その代わりGoogleが2割近くを占める。

 韓国の代表的なソーシャルメディアであるCyworldのページビューは2010年に33%ほど減少した。いっぽう、Facebookユーザーは 3125%増加、Twitterのユーザーは1833%増加している。2010年の1月と12月のTweetの数を比較すると3400%も増加していた。
スマートフォンの普及で、韓国人の生活は「TGIF」に変わった

モバイル、ここではスマートフォンにより、韓国内のウェブ勢力図に大きな変化が起きているというレポートである。

Web2.0以降のウェブ勢力図が変わるという意味は、人々のウェブでの利用動向、場合によっては社会的な動向の変化を意味している。先の3要素は、単なるウェブのトレンドという事ではなく、北アフリカの政情を見ても、社会の変化を指している、と見たほうがいいだろう。







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