彼女がニューヨークで一番の花屋になれた理由 − 意外と脳科学だったりして



かなり前に気になっていた本。実はWebookというもの凄い量の本を読んでいる方の書評を見て、読もうとおもっていて、かなり長い間 そのままになってしまっていた。

花屋をまかされる事になった女性が主人公なのだが……この本のメインストーリーは、あちこちに既に書いてあるので、ここで私が書くまでもないでしょう。自己暗示をかけるような様々な新しい生活習慣をしてみる、それで……というシンデレラ風な物語。

実は、私は何かビジネス的な収穫が得られることを期待していたのですが、読んでいて、先日書いた「白いネコはなにをくれた?」と似た部分を感じて、ビジネス系の収穫は諦めた。つまり、そういったビジネス戦略だとかそういったものとは違うという事です。


しかしながら、ちょっと元気になる言葉が色々とありました。
何もしなければ、なにも変わらない。
なにかアクションを起こした人にだけ、変化が訪れる。

そう、「今日がつまらなければ明日もつまらない」、だから何かの変化のアクションをしていくというものだ。基本コンセプトは、先の「白いネコは何をくれた?」と似ている部分がある。さらによみすすめていると、意外と脳科学と関連性があるのか?と思えてきた。

この本の前半は(先に書いた)シンデレラ的ストーリーなのだが、後半がその内容の解説編である。その解説は、ある程度科学的な感じのする解説だった。単なるシンデレラ的な中身ばかりでなかった。

古い脳(自律神経系)は、想像と現実の区別がつかない。その古い脳に働きかける一番効果的なことが、割と単純な「言葉の魔法」なのだ。といっても内容は単なる「口ぐせ」みたいなものだ。
それと印象的な言葉がもう1つ。
夢は"映像"でイメージする
自分の夢や目標は具体的な映像が描けるほどに具体的に考えることが必要。そのイメージに向けて努力していくということでしょう。この2つの点はとても印象的でした。

サブタイトルには「アメリカ大富豪に伝わるお金持ちになる魔法」とあります。この「古い脳への働きかけ」と「夢は映像でイメージする」はそのキーファクターかも知れません。

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強運になる4つの方程式


驚くほどにストレート(直球)勝負なので納得するしかない本だった。ご存知、ワタミを創業し、今ではグループ会社だけでなく、教育関連にも貢献していて、伝説的な経営者と言えると思います。私自身はあまり生い立ちがどうしたとか、経営者の立志伝には興味がないのですが、自己の経験を法則化するアプローチにちょっと興味を覚えて読んでみました。

気になる言葉を拾って感想を書いているので、読んでない人にはあまり意味が通らないかも知れません。ご容赦下さい。渡邉さんの経営感についてのみ興味のある人は後半だけ読んでも結構です。

【第一方程式:神様が応援したくなるような努力】
創業資金300万円を佐川急便で稼いだと言うのは有名な伝説ですが、その中で何度もくじけそうになる事があったそうですが、どこか逃げる部分があると感じていて辞表は決して出さなかったそうな。その姿勢を評して「ファイティングポーズは1度解いたら終わり」という言葉が出ます。
気を取り直して…ここは引いておいて…そんな事では絶対に勝てないという事です。

そうした「神様が応援したくなるような行動」を常に好きで、それを「する」事が何よりも大事。さらに120%の努力が何より人を成長させるというものです。

【第二の方程式:原理原則をはずさない】
曲がった事が嫌いとかそういう事ではなく、自然体でないと自分の力が発揮出来ない、目指す所が違うのでは、どれだけ成績が良くても意味をなさない、そういった事を指しています。
「繁盛していることより、ワタミらしいことが優先」という言葉も、海外(香港)店舗を開設した際に、成績は良いが従業員文化が良くない、という時にワタミの会社の原理原則を伝えて共感出来る人の定着率がよくなったというエピソードがあります。
企業にとってのビジョン、何が企業及びその従業員が目指しているものなのか?端的なKPIのみを追求して、手段と目的をはき違えたり…そんな事の戒めという気がしました。

そうした様々な事のふとした原則を再発見出来ました

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部下のモチベーションを上げようなんて思ってちゃいけない


以前のエントリ「できる事から、できる所から」に書いたのだが、(実は競合企業だと思うが)DeNAの社長 南場智子さんのファンである。

表現がとても「兄貴的」なのだが、何にせよポジティブな姿勢と視線がいいと思っています。このあたりは以前のエントリにも書いたのですが、NHK プロフェッショナル「仕事こそが、人を育てる」をぜひ見るべきだと思います。

さて、新聞記事で見かけたコラムが、またいい視線と姿勢だと思って、思わずエントリを起こしてしまいました。

職場での人間関係は親子のような関係ではない、歳が若くても社員は皆、対等な立場にある大人です。

私はなるべく悩みや問題意識を共有したいと考えています。

人は「自分を使う上司」のために必死にはなれません。「同僚」「仲間」のためにならいざというとき、「仕方ない
なぁ、やってやるか」と力を出してくれるものだと思うのです。
読売新聞(2007.12.13 夕刊)社員力アップのツボ(2)

マネージャになって最初は年齢的に差があまりない頃は、こういう姿勢で、部下に鍛えられ/育てられた部分の多い私でした。ちょっと年齢的に差がある現状では、育てようとかモチベーションを上げようとか、本質的でない部分に頑張りを発揮しようとしている気がしていました。

でも、自分を振り返ってみて、よくよく考えてみると、上司にモチベーションを上げてもらったという経験はない気がしています。むしろ、南場さんの言葉にある通り「○○さんが大変だから、なんとかしなきゃ」という気持ちを持つ事が、実は会社として必要な結果に結びついている気がしています。

ちょうどそういった記事が、日経NBOnlineに掲載されていました。

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近江商人の「三方よし」


元が技術者だったので…なんて言い訳ですが、「近江商人(おうみしょうにん)」というのは知りませんでした。 「「株主中心」「社員中心」「顧客中心」に共通の誤り(NBonline)」というコラムで、また1つ勉強しました。
(会社の経営は)特定の利害関係者だけに目を向けていては、企業は成り立ちません。社会との関わりを意識しながら、うまく「利の循環」と「善の循環」を築いていくことが、企業の継続的な成長・発展につながっていくのです。かつて近江商人は、こうした考えを「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」という言葉で表現してきました。この考えは現代の企業経営にも十分に通用しますし、それどころか経営の基本だと私は思うのです。
()内は私の補足

「売り手よし、買い手よし、世間よし」=「三方よし」は、なるほど確かに原則です。昔の人の哲学は本当にいい事を改めて知らされます。ことわざの様な言葉遊びでなく、まじめな語り口です。

そうした経営原則と、つい先日発表された「労働経済白書」の内容は、あまりにかけ離れた内容でした。

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価値観…思いつくまま

フランクリンプランナーの続きです。人生を成功に導く、自分の夢を実現させるためのプランナーの第一歩は自分の価値観を整理する事。
でも改めて価値観と言われてもなかなかそんなに言えるもんじゃない。ですので「思いつくまま」に書いてみて、様々な本や人からの刺激で見直すという、ダイナミックな方法をとる事にしました。

【価値観】
・家族を大切にする

まず家族で成功する。子供の成長を見守り、時には厳しく、だいたいは優しく、考える事を大切にする教育を持って、暖かく育てる。妻には余計な心配をさせず、人生の大切なパートナーとして、大切に考え、行動する。

・主体性を持って行動する

常に主体性をもって、考え、行動する。誰かのせいにしたり、諦めたりせず、常にポジティブに考え行動/言動をする。

・他人の価値観を尊重する

自分もそうである様に、他の人の価値観や考えを尊重する。仮に合わなくても、その背景から理解し、自分の考えや価値観と共有するようにする。

・進取の気勢を常に持つ

この変化の激しい世界、乗り切ろうとは思わず、その先を行く事を考える。かといって遅れた感じをもったり、劣等感を抱いたりせず、進取の気勢を持つ人も大切にする。

・何事も楽しむ

どんなに苦難の時があっても、そこには何か楽しむ要因があるはず。楽しくなければ仕事じゃない。苦労の先に楽があるとか考えず、その時を楽しむ。

* * *

こうした価値観とか目標といったものは、SMARTが大切らしい。
S…Specific 具体的である
M…Measurable 測定可能である
A…Action Oriented 行動を促す
R…Realistic 現実的である
T…Timely タイムリーである

そうした観点から見ると、思いつくままに記した自分の価値観もまだまだ曖昧ですね。でもまずはここを起点にして考えていき、行動して、勉強して、気付かされて、本当に自分の目指す目標を持ちたいと思います。

フランクリンプランナー

実は会社で「7つの習慣」というセミナーを受講しました。特に変な宗教がかったものではなく、非常に有意義なもので、これは自腹でもっと早くに気づくべきでした。と言っている私も他人に教える程、消化しているわけでもないので、中身については割愛します。まぁ、この本あたりが参考になるかも。

* * *

さて、今年の手帳をどうしようか?と昨年末に悩んだのです。いつも使っている「QuoVADIS Business Prestige」は私のスケジュール管理スタイルに非常にマッチしていて、毎年3000円ぐらいでしょうか、買っていました。いつもそれと別のシステム手帳(ノートとして利用)を持ち歩くスタイルです。
でも今年は違います。フランクリンプランナーの導入に踏み切りました。
仕事でANAを使って九州地方まで出張する際に機内カタログに、まさに私が求めていた手帳があったのです。(その記事
現在は今後の予定と、その事前準備を優先事項として管理し、デイリーノートにはメモや議事を書いて管理しています。アイデアも書き留めておき、次回の検討会議等で仕込んでおいたネタを提供しています。

この手帳は実はそういった使い方がメインではないのです。ご存知の方も多いのですが、これは人生のプランニングに従って、今年は何をすべきだから、今月は何をする…といった形で、自分の目標を具体的にスケジューリングしていくものです。
プライベートの目標、例えばゴルフのスコアや、ランニングのラップタイム等、色々あるでしょうし、旅行の計画もあるでしょう。そうしたものも管理していくのです。

そういう意味でまだ私はこの手帳というかツールを全然使い込んでいません。第四世代手帳と言われているものの、第二世代ぐらいの機能しか使っていません。でもこれは想定内(死語?)なんです。
いきなりそんなに使いこなせませんし、「7つの習慣」で学んだ内容で言えば、ミッションステートメントの構築から必要なはずです。(ツールを使いこなすには)
ですので最初はこうした手帳としての基本機能を使いこなす。次に第四世代手帳の本質に少しづつ近づいていく事にしています。

ミッションステートメントの構築については、まずその入り口の「価値観」から考えていますので、ここに記録出来る分はしていきたいと思います。