ランサムウェアにより赤字決算
RocketBoysは『株式会社関通(東証グロース:9326)は、2025年2月期の決算において、最終赤字に転落したことを明らかにしました。その主因は、2024年9月に発生したランサムウェア被害による業務停止および復旧対応にかかる費用です。』と報道している。
さらに『この一連の復旧対応と設備の除却、新たなセキュリティ体制の構築にかかった費用は、713百万円(約7.1億円)に上り、特別損失として計上されています。さらに、損害賠償費用として計上された358百万円については保険でカバーされ、同額が特別利益に振り替えられました。』と報じている。
ランサムウェア被害のために7億円もの支出を余儀なくされ赤字転落というのは、上場企業としてはかなりの痛手です。それでも3.5億円は保険で賄えた分は助かりました。
営業できなかった期間などを含めて、信頼性回復にはさらなる支出が必要な場合もあるでしょう。
元々このランサムウェア被害は、外部ネットワークとの接続口からの侵入であり、外部ネットワークから同社の複数のサーバへ侵入し、暗号化を実施したことが判明している。ネットワークという面でも、多くの接点を持つサプライチェーンのハブとなる流通企業は、そのコントロールが難しいのだと感じました。
https://rocket-boys.co.jp/security-measures-lab/kantsu-ransomware-attack-840m-yen-loss-operations-disruption/
関通、ランサムウェアによるサイバー攻撃の被害で純損失8.4億円を計上 特別損失・業務停止による影響が業績を圧迫
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9326/tdnet/2592904/00.pdf
2025年2月期 決算短信
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